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“ソーシャル税理士”命名の経緯〜偶然や失敗も受け入れるマインドが大事〜

こんにちは、ソーシャル税理士の金子(@innovator_nao)です。

私はNPOなどのソーシャルセクターの法人のお客様も多く、開業以来”ソーシャル税理士”と名乗っています。

しかし、この”ソーシャル税理士”と言う呼び名も自分が考えたわけではなく、いわば偶然の産物なんです。

私以外にも、ひょんな偶然が今の仕事や自分の強みにつながっていると言う人もいるのでは?

ソーシャル税理士と名付けたのは自分じゃない

ソーシャル税理士と言う名前がついたのは、ETIC.が主宰するLocal Venture Lab(以下LVL)でのこと。

私は独立前後のタイミングでこのLVLのお金の流れデザインという分科会に参加していました。

当時、独立する事は決めており、地域に根ざして活動するNPOなどと仕事がしたいと漠然と考えていました。

NPOは寄付や助成金など一般企業にはあまりないNPO特有の資金調達の方法があり、この分野の知識を深めるという意味でLVLに参加していました。

とは言え、ここでは座学で勉強すると言うよりはそれぞれのプランを実践しながらブラッシュアップしていくというものです。

私も、独立前でもやれる事にチャレンジしながら、独立後のプランを考えていました。

そんな中である人から

「ソーシャル税理士って名乗っちゃえば良くない?」

みたいなことを言われ、分かりやすいから良いか、と使い始めたというのが実際のところです。

そう、自分で思い付いた訳でもなく、とある人の思い付きで生まれたいわば偶然の産物なのです。

(そして、それをちゃっかり拝借する私)

税理士を目指したキッカケも偶然

私の偶然はこれだけではなく、そもそもNPOに関わり始めたのは大学時代に遡ります。

安く海外に行く方法と言うなんとも不純な動機で選んだのが国際ワークキャンプ(ボランティア)を主催しているNICEという団体です。

当時は高校の教員(商業科の先生)になることを考えていたため、教育分野のプログラムに参加していました。

その後はワークキャンプにハマってしまい、マレーシアのボルネオ島の奥地に入り浸る訳ですが…

無舗装の道で山奥まで行き

着いたら歓迎の舞を披露してくれたり、良いところです。

仕事でもNPOに関わりたいと思った原点も、こんな偶然からですよね。

そして、税理士になったのも教員採用試験に落ちたから。

進路をどうするか考えていた時に今まで勉強していた簿記を活用できる仕事と言うことで税理士を目指すようになったのです。

教員採用試験に合格していたら、税理士になることもなかったですし、いわば夢破れたから今の自分があるということ。

もっと遡れば商業高校に行ったのも普通科の高校を中退したからですし、最初に入った高校で楽しい高校生活を送っていれば全く違う人生になっていたことでしょう。

失敗や偶然を前向きに受け止めてみる

人生全てうまく行ってますよ!

なんて人はまずいませんよね。

学生なら受験や就活、社会人でも資格試験や転職、恋愛や結婚もそうかもしれません。

うまく行ったこともあれば、失敗したこともあるでしょう。

自分で決めたこともあれば、誰かに言われるがまま流されたこともあるかもしれません。

どんなプロセスや結果であれ、それを受け入れつつ、その経験を前向きに生かして行けるかって大事なんじゃないかと思うんですよね。

誰かに言われてやったことだから・・・

やっても失敗したから・・・

と自分を卑下する必要などなく、後で笑えるように頑張れば良いんですよ。

まとめ

私はこんな感じで偶然が重なって税理士になり、NPOという(業界の中では)珍しい領域で仕事をすることになりました。

そして、今の仕事・ライフスタイルがあるのも過去の失敗や挫折があったからこそです。

恐らく今後も想像もしないことが起こるでしょうし、予定通りの人生になるなど思ってもいません。

そんな予想外のことを楽しみつつ、タダでは転ばない精神で何かに生かして行けたら、なんて思っています。

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