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商業高校に向いている人・向いていない人まとめ〜商業高校出身の税理士が語る商業高校のこと〜

こんにちは、商業高校出身の税理士の金子(@innovator_nao)です。

進路を考えている中学生や、その親御さんでも商業高校に馴染みがないという人も少なくないと思います。

中学校の担任の先生もほとんどは普通高校の出身ですし、体験を交えて説明してくれる人ってあまりいないんじゃないかと。

そこで、ここでは「商業高校に向いてるのはどんな人?」という目線で商業高校の特徴についてまとめて行きたいと思います。

商業高校に向いている人

商業高校の特徴を説明しましたが、それを踏まえて商業高校に向いている人を考えてみようと思います。

真面目にコツコツ頑張れる人

進学にしても就職にしても学校の成績と出席日数が物を言います。

ここで言う成績は、「3年間を総合した内申点」です。

基本的には内申点が良い順番で希望の就職先に申し込むことができるので、成績が悪いと希望する就職先はすでに枠が埋まっていた、ということが普通に起こります。

また、進学もほとんどの生徒は推薦入試なので、内申点が出願基準に満たなければ受験することすらできません。

1年生の時からコツコツ頑張れる人には向いている制度だと思います。

やりたいことが明確な人

中学生の段階でやりたいことがハッキリしている人は少ないと思いますが、

簿記の勉強をして事務職で就職したい

会計士や税理士になるために早くから勉強したい

プログラミングの勉強をしたい

などなど、やりたいことが明確であれば、その勉強を高校生から始めることができます。

ここまでハッキリした目標ではなくても、「普通科よりも実践的な勉強がしたい」みたいな感じでも良いと思います。

モチベーションがあれば成績も上がるでしょうし、希望する進路に近づいて行きますよ。

低コストで大学に行きたい人

商業高校では、一般入試で大学に行く人が皆無なので、塾や予備校に通う人はほとんどいません。

大学進学もほとんどの人は推薦入試で進学しますし、国公立大学の枠もあります。

商業高校では学校の勉強をきちんとして、一定レベルの内申点をキープすれば推薦入試で大学進学が可能です。

塾や予備校に通えばそれなりの金額が必要ですが、商業高校では学校のカリキュラムだけで大丈夫、というのも特徴だと思います。

大学に入ってから、普通科目の知識が少ないので苦労する、ということはありますが・・・

商業高校に向いていない人

これは向いている人の逆なんですが、普通科の高校の方が向いている人もいると思います。

自由な格好をしたい!という人

高校に入ったら髪を染めて、ピアスを開けて・・・と考えている人は止めておいた方が良いでしょう。

実際には髪を染めてピアスを開けている人もいますが(私もそうでしたし)、校則が厳しいので先生から厳しい指導が入るのは間違いないでしょう。

高校生なんだし好きな格好をしたい!

という人にはあまり向いていないと思います。

受験勉強は追い込みタイプの人

進路は3年間の成績で決まる、と言っても過言ではないので、直前に追い込みで勉強するタイプの人には向いていないかもしれません。

私は学校の成績が微妙だったので一般入試に切り替えましたが、正直あまりお勧めしません。

(だって商業科に行ったメリットないもん・・・)

1、2年は遊んで3年生で一気に受験勉強!というタイプの人は普通科に行った方が良いでしょう。

まとめ

何と言っても、資格取得や実践的な授業など、すぐに役立つスキルを身に付けられるのが商業高校の大きな特徴だと思います。

「仕事で役に立つ」という目線で言えば普通科とは比べ物にならないと思います。

実際に、以前の職場(税理士事務所)では商業高校卒の人が大活躍していましたし。

ただ、身だしなみや挨拶などの指導は全体的に厳しいので、髪も服も自由にしたい!という人には窮屈さもあると思います。

社会に出れば当たり前なんですが、私も髪の毛をいじったりしていたので、自由にしたい気持ちも分かります。笑

もちろん、普通科の方が向いているという人もいるでしょうが、

「商業高校ってこんなところなんだ!」

と興味を持ってくれる人がいれば嬉しいです。

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