【イベント】みんなで確定申告を開催します

プロフィール

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

こんにちは、ソーシャル税理士の金子(@innovator_nao)です。

「ソーシャル税理士って何やねん」という方、この自己紹介で説明しますので、ご覧頂ければ。

ただし、よくある簡単なプロフィールと違い、4000字ほどの長文になっています。

これは、私のことや考え方を知っていただいた方とお仕事をしたいと思っているからです。

私はフリーで税理士という仕事をしていますが、大規模な組織ではないので大量の業務をさばくことは物理的に困難です。

限られた時間で限られたお客様とお仕事をすることになるので、お互いのことを理解し合える関係を作りたいな、と思っているのです。

・私もお客様の事業を応援している

・お客様も私の考え方を理解している

こういう関係であれば仕事のパフォーマンスが上がると思っています。

ほら、嫌々仕事をしていても、良い成果が上がる訳ないじゃないですか。

自己紹介

金子尚弘(かねこなおひろ)

数字だけではなく、理念を共有して伴走するパートナー型税理士。

クライアントの理念を共有した「イメージできる」事業計画の作成が得意。

中小企業・NPOのクライアントを中心に、業務の効率化・資金繰りの安定を軸にしたアドバイスを心がけています。

◆税理士

◆1級ファイナンシャルプランニング技能士

◆認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

198719日生まれ。

愛知県豊橋市生まれ、大学は滋賀&京都、今は名古屋在住。

趣味はお酒を飲むこと、野球観戦(カープファン)、音楽鑑賞&演奏(SAX吹き)など。

◇好きなお酒

アサヒスーパードライ、サッポロ黒ラベル、雄町を使った純米酒

◇好きな野球選手

前田智徳、大野豊、菊池涼介、今中慎二などなど

◇好きな音楽

中島卓偉、ACIDMAN、相川七瀬、SOIL&”PIMP”SESSIONS

高校でつまずいたから、今がある

大きなつまずきと最初の成功体験

出身高校は豊橋商業高校ですが、実はその前に普通科の高校を中退しています。

人間関係でトラブルがあったり、そもそも勉強に対するモチベーションがゼロだったので、2学期にはほぼ学校には行かなくなり結果的に中退することに。

15歳にして「無所属」になった訳ですが、ここで気付いたことがあります。

今の自分では一人で生きていけない

当たり前ですが、特別な才能がある訳でもない普通の15歳には、働こうにもそれほど選択肢はありません。

こんな状態では家を出て一人で生きて行くなんて出来ませんし、高校までは出ないと、と思い卒業したら就職できそうな商業高校へ再入学することにしました。

「同級生はみんな年下」という状態でスタートした2回目の高校生活ですが、早速計画が狂います。

とにかく早く自立したかったので進路希望を「就職」で提出したら担任の先生から

「ほら、高校辞めてるでしょ。応募しても会社は嫌がるから進学にしときなさい。」

というド直球の一言で進路変更を余儀無くされることに。

この経験が「何となく就職」ではなく「何をしたいのか」ということを強く意識するキッカケだったりします。

16歳にして「他の人と違う」という状況だったので、レールに乗らずに自分の意志で進路を考えざるを得なかったんですよね。

「何となく就職」を否定してくれた訳ですから、今思えばありがたいです。

じゃぁ何をしたいのか?ということを考えて、高校の教員免許を取るべく大学進学をすることに。

「高校生活で失敗した人が先生になったらいい先生になれるんじゃないか」なんて思ってましたね。

教員免許(商業科)は取ったものの、結局先生にはなりませんでしたが。

それでも、がむしゃらに受験勉強をした経験は今でも色んな部分で生きています。

高校生の時点で「普通じゃない」という意識があったので、目指すものができたらなり振り構わず頑張れたんですよね。

商業高校出身の私がセンター試験で学んだ3つのこと〜マイノリティ受験生でも結果は出せる〜

この人生初めての成功体験があったことで、自信に繋がり、税理士試験を突破する力にもなったと思っています。

少しばかり遠回りしましたが、

・自分は何をしたいのかを徹底的に考える

・常識に囚われずに目標に向かって突き進む

といった経験ができたことは非常に大きかったですね。

なぜ、中退していることを公表するのか

中退経験があることを書いているのは「同じ境遇の人に知ってほしい」という一言に尽きます。

高校中退ってまだまだネガティブなイメージがありますし、当事者が「それでも何とかなるよ」という気持ちになってくれればな、と。

私自身も中退から再入学までのどん底の期間に2ちゃんねるで見知らぬネット民に救われたこともありましたし。

もちろん、積極的に「高校に行く必要はない」なんてことを言うつもりはありませんが、本当にしんどいのに無理矢理行かせるのも違うのかな、と。

学校に馴染めない当事者にも、親御さんにも「少しぐらい回り道しても大丈夫だよ」ということが伝わると良いな、と思ってます。

今の仕事をしている理由と「ソーシャル税理士」の意味

私が今のスタイルで仕事をしているのは

地域の課題とお金を両立させることはできないか?

という問いにアプローチしているからです。

愛知県に日間賀島という離島があります。

人口は2000人弱の小さな島です。

実は、私の大学の卒業論文のテーマが日間賀島なんです。

この島は大手資本のホテルなどは参入しておらず、地元の旅館や民宿の観光業と観光と漁業を中心とした島です。

フグも獲れるんですが、以前は愛知県産のフグといってもブランド力もなく安く取引されていたそうです。

この課題を解決するため、魚として売るのではなく、観光として売る方向にシフトします。

しかも、全国をターゲットにするのではなく、東海地方でのプロモーションに特化した訳です。

私も卒論を書くにあたって実際に現地に足も運び、観光協会の方ともお話をする中でこのような話を知ることができました。

これって

地域の課題とお金を両立させることはできないか?

という問いに対する一つの答えなんじゃないかと。

日本には色々な地域があり、それぞれに課題は異なります。

もちろん全ての力になれる訳ではないですが、地域のプレイヤーをお金の面から支える存在は必要なんじゃないか。

こういった気持ちは常に持ちながら仕事をしています。

そのため、地域の課題にアプローチするNPOや社団法人の方とお仕事をする機会も多くありますし、こういったご縁は広げて行きたいな、と。

このようなソーシャルセクターの方とお仕事をしているので「ソーシャル税理士」と名乗っていたりします。

節税ではなくビジョンを大切にする

私はクライアントに対して「節税」という言葉をあまり使いません。

え、税理士なのにどういうこと?

と思われるかもしれません。

しかし、よく考えてみてください。

あなたはなぜ仕事をしてるんですか?

・お金を稼ぐため

・困っている人を幸せにするため

・地域を良くするため

などなど色々あると思いますが

「節税するために仕事してます」

なんて人いないですよね?

ほとんどの節税策にはお金が必要です。

節税のために100万円のお金を使っても、安くなる税金は30万円です。

節税だけが目的でお金を使えば、確実に手元のお金は減って行きます。

経営者がやるべきことは「節税してお金を減らす」ことではなく、「目指すビジョンに向かってチャレンジする」ことだと思います。

だからこそ、ビジョンを共有して近い位置で仕事をするスタイルで仕事をしています。

「決算だけやってくれれば良いから」みたいなスタンスのお仕事はお受けしていません。

私が大切にする「パートナーシップ」とは〜税理士との付き合い方のススメ〜

もちろん、ビジョンに向かう中で、税金の有利・不利の判断がありますから、税金面も含めて相談をしています。

あくまでもビジョンに向かう戦略が最優先で、次に税金面の検討をするという順番が正しいと思っているからです。

節税が最初に来てしまうと、おかしなことになりますから。

大切なのはきちんと目指すべきビジョンに向かっていることだと思います。

でも、ビジョンだけでは会社は続きません。絶対にお金が必要です。

「良いことをしているのに何で分かってくれないんだ」なんて言ってたらダメなんですよ。

どんなジャンルのお仕事であれ、お金と両立させなければ長期的に継続させることはできません。

継続しなければ、幸せにしたい人を幸せにできないですし、救いたい人を救えないんです。

私はそう考えているので、数字の面をきちんと伝えられるパートナーという立ち位置で一緒に仕事をして行ければば、と思っています。

仕事には真剣に。でも人生は仕事だけじゃない。

最初に言っておくと、私は仕事最優先ではありません。

オフで家族と一緒にいれば電話に出ないこともありますし、徹夜で仕事するような働き方もしていません。

仕事のパートナーがいつも疲れて眠たそうって嫌じゃないですか?

私は一緒に仕事をした人と仕事ができているので、仕事と遊びの境界線が曖昧な方ですが、それでも仕事と完全オフの時の緊張感は違います。

家族と過ごしたり、旅行行ったり、お酒飲んだりするの好きですから。

奥さんの妊婦健診にも同行して時間を共有していたりもします。

関わる人や関わる地域のために仕事をしていますが、こんな感じで「自分のために仕事をしている」という部分も少なからずあります。

仕事はガンガンしてるけど、家庭は上手く行っていないって嫌じゃないですか。

独立しているからこそ、この辺りのバランスは取りながら仕事をして行きたいな、と。

なので、「いつでも電話出てくれなきゃ困る」みたいな人とはお仕事できません。すいません。

提供しているサービス

長期的な顧問契約はもちろん、単発の相談も承っています。

・お金のことが分からない

・何となく自分で確定申告して来たけど、ちゃんとチェックして欲しい

といったフリーランスの方や

・事務作業を効率化したい

・今の税理士が事業内容のことを全然分かってない

といったお悩みをお持ちのNPOやソーシャルビジネスをされているみなさま。

プロフィールを見て興味を持って頂けたなら、お気軽にご相談ください。