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古民家飲食店BUCHIとシェアハウスLongRoofに行って来た話

こんにちは、ソーシャル税理士の金子(@innovator_nao)です。

先日、名古屋でシェアハウスや飲食店を手掛けているOn-Coの藤田さんとお会いして来ましたので、その時のシェアをこちらで。

藤田さんは名古屋で「村」を作りたい、と。

・・・村?

何かよく分からないけど気になるぞ、ということでお話を伺いつつ見学をして来ました。

シェアハウスLongRoofってこんな場所

藤田さんに案内されて、まずはシェアハウスを見学させていただくことに。

場所としては名鉄の名古屋駅と栄生駅の中間辺りにあって、線路沿いなので電車が通ると結構うるさい立地です。

何でこんな場所に、と思って聞いてみると、

藤田さん

最初はバンドの練習場所として借りただけで、住むことは全く考えていなかったんですよ

とのこと。

2011年頃にバンドの練習場所をして使い始めると、そのうち人が住み始めて、居住スペースとしても使われ始めたとのこと。

よく言えば自然発生的に、悪く言えば無計画にシェアハウスとなって行ったようです。

ちなみに玄関はこちら。

・・・木?

藤田さん

流木とかを拾って来たですよ。何に使うか分からないけど。

ということで、そのうち何かに使われるんでしょう。よく分かりません。

この辺りから既成概念からぶっ飛んだ場所であることを悟り始めます。

やべぇところに足を踏み入れてしまった・・・

ただ、シェアハウスの中には流木やレスキューした廃材をリユースした家具やキッチン道具がちらほら。

結構オシャレに仕上がっていました。(写真撮り忘れた・・・)

そして、LongRoofの特徴がもう一つ。

藤田さん

個室がないんですよ、ここ。

個人の専用スペースがないので、全てが共有、シェアスペースとのこと。

それでもいい、という人が入居している訳ですが、それなりに苦労もあるんじゃないかと思ったら、やっぱりあるみたいです。

良くも悪くも全部見えちゃいますもんね。

そして、シェアハウスの近くにはこちらも古い家屋をリノベしたシェアスペースが。

安定のボロさ・・・しかし!

めっちゃオシャレやん!

こちらはSpace Marcketなどで貸し出しており、撮影やパーティーなどで使われているとのこと。

こんな感じで、シェアハウスを拠点に色々な仕掛けをしながら「村」の構想を広げているようです。

古民家飲食店BUCHIってこんな場所

栄生駅から少し北に行ったところに古民家飲食店BUBCHIがあります。

私が行った火曜日は立ち飲みスタイルでの営業。

月、火は立ち飲み屋、他の曜日はコロッケ屋さんとして営業しているとのこと。

同じ場所を一つの飲食店で回すのは賃料の固定費が重くなりますし、人の負担も大きくなります。

最近は間借り営業をするお店も少しずつ増えていますが、BUCHIも一つの物件をシェアしながら使っていました。

副業としての飲食

独立準備のためのトライアル営業

など、使い方は色々あると思いますし、今後もこういった展開は増えて行くんじゃないでしょうか。

On-Coの取り組みとは

こんな感じで古い家屋を活用して色々な取り組みをしているOn-Co。

ちなみに家屋は買い取っている訳ではなく、入居者がいなくなり困っている大家さんから借り受けて運営しています。

築年数も古い家屋なので賃料もリーズナブルに借りれるので、運営コストをかなり抑えて運営できているようです。

そして、On-Coの特徴として、設計や施工も自前でできてしまう、ということがあります。

こんな感じでセルフリノベができてしまうので、修繕コストもかなり抑えることができています。

自前でできるというのは強いですよね。

低コストで運営できるので、経営上のリスクも少なくなりますし、そんな物件をシェアするので、入居者にも安く入居してもらうことができます。

モデルを整理するとこんな感じでしょうか。

シェアハウスの外観はかなりエッジが効いている感じですが、入居者がいない大家さんと安く都心部に住みたい入居者を繋いでいる素晴らしいモデルだと思います。

しかも、一つのシェアハウスを点で建てて行くのではなく、村を構想しながら面を意識して広げている発送は面白いですし、新しいコミュニティの可能性を感じました。

On-Coの藤田さん、水谷さん、ありがとうございました!

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