こんにちは、ソーシャル税理士の金子(@innovator_nao)です。
先日のZ20に参加した時に泊まったホテルが素敵だったのでシェアしてみます。
8HOTELというホテルなんですが
「1週間が8日あったとするならば人は、どのようなインスピレーションを、そこで抱くのだろうか」
というコンセプトで作られています。
ちょっとワクワクするようなコンセプトじゃないですか?
8HOTELはこんなホテルでした
実は8HOTELを元々知っていた訳ではなく、宿泊サイトで見付けて予約をしました。
そこまで大きな期待をしていた訳ではないですが、コンセプトも面白く、工夫がされているホテルでした。
入り口にはテラスがあり、朝食などは外でも食べることができます。
朝食メニューはこんな感じ。11時までオーダーできるので、ブランチにも。
レンタサイクルやベロタク(でも自動っぽい)なども。
部屋は湘南らしくイルカのペイントが。
コップもお洒落です。
エアコンの風がベットに直接当たらないようにちょっとした心遣いも。
ドライヤーも袋に入っていて、これもちょっとしたお洒落感が出てますよね。
「一週間が8日あったら」というコンセプトらしく、長期滞在向けの設備も。
ホテルなのに調理設備が。
ランドリー設備もあるので、長期滞在も安心ですね。
コンセプトが価値を生み、ファンを増やす
8HOTELは部屋が特別に大きいとか、豪華な設備があるかという訳ではないです。
ただ、コンセプトが素晴らしく、それを体現するホテルになっているのかな、と。
例えば、エレベーターにはこんなポスターが。
宿泊者以外も利用できるバーが併設されているのですが、宿泊者はワンドリンク無料になります。
ただ、その狙いもきちんと説明しているところがコンセプトにも繋がっていると思います。
「人と人をつなぐソーシャルホテルとして
8HOTELを訪れた人たちが、ビジターもローカルも関係なく、
もっとここでのコミュニケーションを楽しんで貰えたら。」
単なる宿泊場所+αの価値を生み出そうとしているのがよく分かるサービスですよね。
(私はチェックインが遅かったので、利用できませんでしたが・・・)
きちんとコンセプトを打ち出すことで、狙った層に対して響くサービスが作り上げられて行くのだと思います。
そして、そのサービスに価値を感じるユーザーがリピートする。
これは無形の価値も含まれていて、8HOTELの場合は
・1週間が8日(=宿泊と暮らしの間を提案する)
というコンセプトから
・宿泊場所でビジターとローカルのコミュニケーションを促す
というアイデアに繋がったんだと思います。
まとめ
ホテル、旅館、民宿、ゲストハウス、Air BnBなど色々な場所で色々なタイプの宿泊施設を利用して来ましたが、8HOTELはその中でも印象に残る場所でした。
願わくば、次回はローカルの利用者と交流をしてみたいですし、近くに行く用事があればまた使わせてもらうと思います。
もちろん、多くの宿泊施設でコンセプトがありターゲットがあるんでしょうが、それをハッキリと打ち出すことの意味を改めて感じた次第です。
自分で思っているだけじゃ伝わりませんから。
コンセプトを尖らせることで離れる顧客がいるかもしれませんが、コアなファンを獲得する仕掛けになれば必要なことなのかな、と。
どんなコンセプトを打ち出し、どんな層に喜んでもらうのか。
そんな考えを深めてみるのも良いかもしれません。
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