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【freee活用法】「未決済取引」が残っていませんか?〜未決済取引の消し込みを忘れずに〜

こんにちは、ソーシャル税理士の金子(@innovator_nao)です。

freeeの特徴の一つに「取引」という概念があります。

意味合いとしては一般的に取引と同じですが、会計ソフトの中での動きは少し特徴的です。

今回はこの「取引」の説明と、間違いやすいポイントを解説します。

freeeの「取引」とは?

まず、freeeのヘルプページに説明があるので、ご紹介しましょう。

一般的に取引というと、対相手との契約や合意などをもとに行われる、金品の授受や事柄のやりとり等のことを指しますが、会計での取引は、法人や事業の「資産」や「負債」等の増減に関する動きを指します。

単純にペンを一本購入するだけでも、会計上では取引に当たります。

 

freeeでの「取引」は後者の会計での取引そのものを指しています。
この取引を記録することが記帳作業に当たりますが、この際、取引の用途(勘定科目、摘要など)や実際に資産や負債の増減があったか(決済状況)を記録する必要があります。

(freeeヘルプページより)

噛み砕いて説明すると、

物を売ったり買ったり、お金を受け取ったり支払ったりすること

が取引と言っても良いでしょう。

必ずしもお金の動きは必要ではなく、

物を買ったけどお金はまだ支払っていない

というものも取引となります。

このような「物は買ったけどお金は未精算」という物はfreeeの中で「未決済取引」と言われるもので、freeeの仕組みを理解する上で重要な考え方になります。

典型的な未決済取引には、掛売り、掛仕入れ、給与の未払い(締め日から支払日までの間)といったものがあります。

仕入 / 買掛金

売掛金 / 売上

給与 / 未払金

みたいなものが未決済取引だと考えて頂ければ。

そして、未決済取引もいずれは精算されるので、その時は決済されたものとして「未決済取引の消し込み」を行います。

例えば月末締め・翌月精算の取引のイメージとしては次のようになります。

未決済取引の登録と消し込みはセットで考える

freeeの特性上、未決済取引を登録すれば、必ず未決済取引の消し込みをする必要があります。

(決済された場合の話で、返品など特殊な場合はここでは触れません)

例えば、上記の例で未決済取引の消し込みではなく、取引の登録として処理してしまった場合のイメージです。

仮に支払いの仕訳を「買掛金」で処理したとしても、「未決済取引の消し込み」として処理しなければ、仕入れた時に登録した「未決済取引」とリンクされません。

そのため、仕入れた時の「未決済取引」が残り続けてしまいます。

ここが少し特殊なところで、試算表で見れば買掛金の残高は消えているけど、取引は残っているという状況が発生します。

この辺りはfreee独特の処理で、慣れるまでは違和感があるかもしれませんが、きちんと発生と消し込みを管理できるので、慣れれば便利な機能だと思います。

未決済取引の確認方法

freeeをうまく使えているかは、未決済取引を管理できているかも一つのポイントです。

そのため、どの未決済取引が残っているかを次の方法で確認してみましょう。

まず、「取引」→「取引の一覧・登録」をクリックします。

移動したページの中ほどに「絞り込み条件を追加」という欄があるので、「収支」と「決済状況」をチェックします。

そうすると次のようなボタンが登場するので、「未決済」と「支出」(収入をチェックした場合は「収入」)をチェックします。

そうすると未決済で残っている取引の一覧が表示されます。

その内容をチェックして実際には決済されているものが残っている場合は、うまく消し込みがされていないので、決済の取引を見直す必要があります。

まとめ

freeeは今までの会計ソフトとは異なる部分がありますが、きちんと理解すれば便利に使うことができます。

今回ご紹介した未決済取引もその一つですので、しっかりと確認しておきましょう。

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自動登録ルールで「未決済取引の消し込み」を設定することができます。

まずは自動登録ルールの基本を確認するにはこちらの記事をお読みください。

参考 freeeの仕訳ルールは「部分一致」を活用しよう〜自動経理を楽にする方法〜ソーシャル税理士金子尚弘のページ

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